インナーチャイルド

インナーチャイルドとは
(いんなーちゃいるど)


 

インナーチャイルドとは、子どもの頃の体験や感情満たされなかった欲求が、心の中に「内なる子ども」の「心の傷として残っているという考え方です。

 

心理療法のインナーチャイルド療法・セラピーとは、子ども時代の記憶に、傷ついた体験、孤独感不安恐怖などに優しく寄り添い、気づきいたわり癒しを行う心理療法・セルフケアのアプローチ法です

 

 

⚫︎インナーチャイルドの具体的な例

インナーチャイルドは、以下のような幼少期の感情や記憶の象徴です。

 

・愛されたかった気持ち

・認めてほしかった気持ち

・怖かった、寂しかった経験

・我慢して抑え込んだ怒りや悲しみ

 

これらが十分に受け止められなかった場合、大人になってからも次のような形で、現在に影響を及ぼします

 


 

⚫︎「心の傷」が引き起こす現在の影響

・子どもの頃に十分に褒められず、今の自分に「自分には価値がない」と感じる

・見捨てられることへの強い不安を感じる

・人に頼ることに罪悪感を感じる

・些細なことで過剰に傷ついたり怒ったりする

 

こうした反応の背景には、過去の傷ついた感情が影響していると考えられます。

 

 


 

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⚫︎インナーチャイルド療法・セラピーの目的や効果

過去を掘り返すこと自体が目的ではなく、心の中の傷ついた部分に気づき寄り添い、今の自分がその気持ちを理解して、癒していき、安心させることを目指します。その結果、癒し安心された心が、過去の記憶の見解に変化が起き、現在または未来の生き方が、生きやすく楽になる効果があります

例えば、以下のような形で、自分の内面と対話したり、「今の自分」が「当時の自分」を安心させるイメージで、寄り添っていきます

 

・「あのとき本当は寂しかった」

・「よく頑張ってきたね」

・「今は大人の自分が守るよ」

・子どもの頃の自分に手紙を書いて、大人の自分が返事を書く

・カウンセラーとともに、当時の気持ちを安全に感じ直す

 


 

⚫︎期待できる効果

・自己否定が和らぐ

・自己受容感が向上していく

・感情のコントロールがしやすくなる

・対人関係の不安が減る

・自分に優しくなれる

 


 

⚫︎自分でできる簡単な5つのステップ

静かなところでリラックスしながら、1人でイメージの中で行ってください

 

1,子どもの頃の自分を思い浮かべる

2,「何がつらかった?」と心の中で尋ねる

3,浮かんだ気持ちを否定せず受け止める

4,「よく頑張ったね」「今は大丈夫だよ」と声をかける

5,ハグをしながら、「よし!よし!」「もう大丈夫だよ!」と頭や身体をなでてあげる

 

 

⚫︎自分で行う場合の注意点

過去のつらい記憶を扱うと感情が強く揺れることがあります。虐待や強いトラウマ体験がある場合は、心理の専門家(心理カンセラー)と一緒に取り組む方が安全です。

 


 

⚫︎インナーチャイルドを、一言でいうと

インナーチャイルドとは、「子どもの頃に傷ついた心の一部」に気づき、寄り添い、今の自分がその部分を優しく支えて癒していく、心理療法・セルフケアです。