インナーチャイルドとは
(いんなーちゃいるど)
インナーチャイルドとは、子どもの頃の体験や感情、満たされなかった欲求が、心の中に「内なる子ども」の「心の傷」として残っているという考え方です。
心理療法のインナーチャイルド療法・セラピーとは、子ども時代の記憶に、傷ついた体験、孤独感、不安、恐怖などに優しく寄り添い、気づき、いたわり、癒しを行う心理療法・セルフケアのアプローチ法です
保存日2024年11月28日(木)菰野図書館にてのコピー-scaled.jpeg?resize=710%2C164&ssl=1)
⚫︎インナーチャイルドの具体的な例
インナーチャイルドは、以下のような幼少期の感情や記憶の象徴です。
・愛されたかった気持ち
・認めてほしかった気持ち
・怖かった、寂しかった経験
・我慢して抑え込んだ怒りや悲しみ
これらが十分に受け止められなかった場合、大人になってからも次のような形で、現在に影響を及ぼします
⚫︎「心の傷」が引き起こす現在の影響
・子どもの頃に十分に褒められず、今の自分に「自分には価値がない」と感じる
・見捨てられることへの強い不安を感じる
・人に頼ることに罪悪感を感じる
・些細なことで過剰に傷ついたり怒ったりする
こうした反応の背景には、過去の傷ついた感情が影響していると考えられます。
さらに詳しく↓
⚫︎インナーチャイルド療法・セラピーの目的や効果
過去を掘り返すこと自体が目的ではなく、心の中の傷ついた部分に気づき、寄り添い、今の自分がその気持ちを理解して、癒していき、安心させることを目指します。その結果、癒し安心された心が、過去の記憶の見解に変化が起き、現在または未来の生き方が、生きやすく楽になる効果があります
例えば、以下のような形で、自分の内面と対話したり、「今の自分」が「当時の自分」を安心させるイメージで、寄り添っていきます
・「あのとき本当は寂しかった」
・「よく頑張ってきたね」
・「今は大人の自分が守るよ」
・子どもの頃の自分に手紙を書いて、大人の自分が返事を書く
・カウンセラーとともに、当時の気持ちを安全に感じ直す
⚫︎期待できる効果
・自己否定が和らぐ
・自己受容感が向上していく
・感情のコントロールがしやすくなる
・対人関係の不安が減る
・自分に優しくなれる
⚫︎自分でできる簡単な5つのステップ
静かなところでリラックスしながら、1人でイメージの中で行ってください
1,子どもの頃の自分を思い浮かべる
2,「何がつらかった?」と心の中で尋ねる
3,浮かんだ気持ちを否定せず受け止める
4,「よく頑張ったね」「今は大丈夫だよ」と声をかける
5,ハグをしながら、「よし!よし!」「もう大丈夫だよ!」と頭や身体をなでてあげる
⚫︎自分で行う場合の注意点
過去のつらい記憶を扱うと感情が強く揺れることがあります。虐待や強いトラウマ体験がある場合は、心理の専門家(心理カンセラー)と一緒に取り組む方が安全です。
⚫︎インナーチャイルドを、一言でいうと
インナーチャイルドとは、「子どもの頃に傷ついた心の一部」に気づき、寄り添い、今の自分がその部分を優しく支えて癒していく、心理療法・セルフケアです。
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