愛着障害(あいちゃくしょうがい)とは
乳幼児期(0歳〜6歳)に、養育者(親など)との間で、安心で安定した心の結びつきが十分に築けなかったことが原因で、対人関係や感情調整に大きな困難が生じてしまうことをいいます、
この、対人関係や感情調整に大きな困難が生じてしまうことをいいますとは、大人になってから対人(恋愛)関係が上手くいかず、人生そのものが、生きづらさへとつながっていく要因になってしまいます。
保存日2024年11月28日(木)菰野図書館にてのコピー-scaled.jpeg?resize=710%2C164&ssl=1)
主な原因
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乳幼児期(0歳〜6歳)は、とても大事な時期!
乳幼児期(0歳〜6歳)に、「安心できる人とのつながりが、うまく育たなかった場合、大人になってから、心や人間関係が不安定になりやすく、どこか生きづらさを感じてしまう人生になります。
また、赤ちゃんにとって、抱いてくれる人・守ってくれる人・気持ちに応えてくれる人は、“心の土台”をつくるとても大切な存在です。ところが、ほとんど構ってもらえない。虐待される。養育者が何度も変わるなどがあると、「人は信じられない」「どうせ捨てられる」「安心して甘えていいのかわからない」という感覚に心が反応してしまいます。
その結果、人との関係がうまく作れない。感情が不安定になりやすい。そして、どこか生きづらさを感じてしまうということになります。
子どもの「愛着障害」でよく見られる特徴
※全部当てはまる必要はありません
⚫︎人に心を開けず、距離を取る
⚫︎逆に、誰にでもベタベタ近づきすぎる
⚫︎すぐキレる・大泣きするなど感情が不安定
⚫︎“どうせ分かってもらえない”という気持ちが強い
⚫︎信頼関係を築くのがとても難しい
医学的には、下記のように診断されることがあります。
⚫︎反応性愛着障害(心を閉ざすタイプ)
⚫︎脱抑制型対人交流障害(境界なく近づくタイプ)
大人の愛着スタイルとは
大人の愛着スタイルは、障害(病気)ではありません。「人との距離の取り方・恋愛や対人関係でのクセ」のことを指します。
幼少期の経験の影響を受けやすいですが、ストレスや経験、学びによって 愛着スタイルは改善できます。
大人の愛着スタイルでよく見られる特徴。
安定型(最も安定したタイプ)
⚫︎人を信頼できる
⚫︎親密さも自立もバランス良い
不安型(不安)
⚫︎「嫌われないかな?」と心配しやすい
⚫︎相手に依存しやすい
回避型(近づきすぎが怖いタイプ)
⚫︎深い関係になるのが苦手
⚫︎心の距離を保とうとする
乱れ型(不安+回避が混ざることも)
⚫︎近づきたいけど怖い
⚫︎関係が不安定になりやすい
子どもの「愛着障害」と、大人の「愛着スタイル」の違い
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子どもの愛着障害 |
大人の愛着スタイル |
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性質 |
医学的な問題として扱われることがある |
性格の傾向(安定型・不安型・回避型・乱れ型) |
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主な背景 |
養育の不足・虐待・著しい不安定さ |
幼少期の経験+その後の人生経験 |
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表れ方 |
行動や情緒の問題が強く出る |
恋愛・親密関係・対人場面のクセ |
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改善するには |
適切な支援(養育環境)が重要 |
経験や学びによって改善できる |
最後まとめ
子どもでは「障害としての問題」が問題の中心になりますが、大人の愛着スタイルは「性格のクセ」「生き方のクセ」に出て、病気ではないと思われます。いずれも、安心できる支援・環境・サポート・自身の学びで、改善へと向かっていけます。
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