いじめ問題の大半は〇〇問題

/ 三重心理カウンセリング研究所 「樂家の森」 心理療法 


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今からお話しする物語は、親の都合で子供を4回も転校させ、子供がいじめに遭ってきた物語です。

子供のいじめ問題は、「親の心の影」を知らせるために起こることがあります。

心の深い影に気づき、影を光りに変えた物語です。

 


 

あるとき子供から親へ

 

「いじめられている」

「苦しいよ」

 

そう告白された

 

 

親は、

嘘 ?!

 

まさかうちの子が!

信じたくなかった

 

 

 

 

この子供さんは、小学校に入学してから中学2年まで、

親の都合で、4回も転校をすることになった。

 

小学校のころは、無邪気で元気のいい子供だったそうです。

ある転校先で学校に馴染めず、一人ぼっちにいることが多かったそうです。

 

 

所属していたテニスクラブの練習中に、

友達のラケットが当たって歯が折れたことがあった。

 

 

しかし・・・

 

ある日、

子供から親にある告白があった。

 

あの時の歯が折れた本当の理由は・・・

 

 

「実はいじめられて歯が折れた」

 

 

本当はラケットが当たって歯が折れた

のではなく、殴られて歯が折れたのだと・・・!?

 

 

子供は、今までずっと黙っていたけど、

本当のことを言うと、またいじめられるのが

怖くて言えなかったそうです。

 

 

子供は、「今もいじめられていて苦しい。怖くて学校にいきたくない」

 

 

親は、自分の子がいじめに耐えて

我慢して苦しんで学校に行っていたのを知り、

 

あまりにも可哀想でなんとも言えない気持ちと、

いじめた相手に怒りが湧く感情に襲われてしまいました。

 

 

親はとっさに、子供を抱きしめ、

 

 

「よく言ってくれたね!」

「正直に話すの怖かったやろ!」

「勇気を出して言ってくれてありがとう」

 

 

泣きながら親と子は深く抱き会った。

 

 

 

親は早速、学校へ行き抗議しに行った。

 

親は心配・不安・戸惑いとどう向き合い、

怒りの感情をどこにぶつければいいのか。

 

やりきれない気持ちになり、

子供を救いたい気持ちでいっぱいだった。

 

抗議しに行った学校では

いじめの対応をしてもらえたそうですが、

 

 

子供は、学校に行くなら

「幼稚園の時に過ごした幼なじみと一緒にいたい」と告げてきました

 

 

親は直ぐに、子供が幼稚園の時に過ごした学校区の中学に

さらなる転校の準備をしに、環境を変える準備をした。

 

 

子供は、転校した幼なじみの友人と再会したことで、

すごく明るくなり、教室でも自分から話しかけるようになっていったそうです。

めでたし! めでたし!

 

 

しかし・・・?!

ハッピーエンドには

ならなかった。

 

 

新たな転校先では、幼なじみとは仲良く過ごせても

他の知らない子供とは打ち解けず、

 

またいじめの対象になりつつあった

 

 

目で見える解決ができない場合、

不思議な心の世界に原因がある時があります

 


子供のいじめが、

家族の心の鎖を知らせるサインの時があります

 

いじめを解決するためには、

家族の心の鎖を、完全に断ち切らないと「いじめが解決しない」場合があります

 

 

心の世界には、相手を責めると、責められるという法則があります

 

ここで言う責めるというのは、

子供が誰かを責めてるということではありません。

 

 

いじめ問題の大半は、〇〇問題なのです

 

〇〇問題とは・・・

 

 

「家族問題」なのです

 

 

子供の問題の大半は、「家族の問題」から起きています

 

 

子供のいじめ問題が、なぜ家族の問題と繋がっているのかというと、

親が過去に心が傷つき、「許せていない感情」があると、

本人が気づかないまま潜在意識に押し込まれてしまいます。

 

 

潜在意識に押し込まれて成仏できていない感情が、

「家族の誰かを通して」問題を起こさせる時があります。

 

 

問題を起こす家族は、無意識に親の感情の肩代わりを

問題行動として表現することがあります

 

 

本当に不思議です。

 

 

どういうことかというと、

例えば親が子供のころ虐待を受けたり、

 

 

親に対して許せない感情を

押さえ込んだままに生きていると、

 

 

家族の誰かがその押さえ込んだ負の感情を、

違う形で表現するということがあります

 

 

負の感情を肩代わりして、

違う形で表に現れるのです

 

 

の肩代わりとも言われています

 

 

その肩代わりの表現とは・・・

 

 

子供が非行に走る

不登校になる

 

 

いじめられる

いじめをする

 

 

過食症になる

拒食症になる

 

 

うつになり無気力になる

何かの依存症になる

 

 

実はこの物語は、カウンセラーの私自身の実話です

 

今までのお話は、

私の子供がいじめられ、私の心の鎖を断ち切った話なのです

 

 

私の心の鎖とは、

それは、父親への憎しみだった

 

 

私は幼児虐待を受けてきました。

父親を完全に許せていない感情があった

 

 

その感情を心の奥にしまい込み、

自分の家族さえ幸せに過ごせれば

それで良しとしていた

 

 

しかし、

相手を責めると、責められる

 

 

自分の子供のいじめ問題で気づかせてもらった。

 

 

自分の深いところで、まだ父を責めていました

 

 

私は、自分の親みたいにはならないと

反面教師で生きてきたのですが。

その生き方自体が責めていたのです

 


その責めている心が、

自分の子供のいじめという出来事で、

自分が責められることになった

 

 

父親を「許せない」と言うことは、

「許さない」と言う想いで責めている

 

 

「親を否定することで責めている」

 

 

私の意識では忘れていたが、

深い潜在意識では解放されない感情が、

渦を巻いて生き続けていた

 

 

いじめ問題がなかなか解決できない場合、

心の問題を探ってみる

 

 

光があたれば影ができる

影を無視し、光だけ求めると、

影に襲われてしまう

 

 

影の存在を無視し続けると、

家族の問題として顔を覗かせてくる

 

 

  

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