アダルトチルドレンってなに?
アダルトチルドレンとは
大人になった今でも、幼いころに受けた「心の傷」をずっと癒すことなく生きてきた人のことを「アダルトチルドレン」と言います。
【誤解されやすい名前】
アダルトチルドレンという名前をそのまま訳すと
アダルト→おとな
チルドレン→こどもたち
そのまま訳すると、大人なのに子供っぽいとか
大人になっても子供のままとか
そういう意味で考えてしまいやすいですが
誤解されやすい名前なので
ちゃんとした意味を理解することが大切です
本来の意味は、大人になっても
子供の時に受けた傷を
今だに抱え続け生きている大人という意味です
【子供の時に受けた傷がなぜ大人になった今の自分に影響してどのように悩まさてしまうのか?】
- 例えば、人間関係では
気乗りしていないのに、あの人に悪いから誘いを
断れなかったり、周囲の期待に答えることこそが
自分に価値があるのだと考えたり、
そもそも
「NO」
を言うことに抵抗を感じたりと、
自由に自分を
表現できず、どこか生きづらさを感じてしまう
という悩みが出てきます
- 自分自身については
楽しい、嬉しい、幸せ、おもしろいとか
悲しい、寂しい、不安、心配、恐怖など
自分の感情が今ひとつわからなかったり
季節感を感じなくなったり、どこかこころに
空虚感や違和感を感じたりと
何となく生きづらさを感じ悩まされてしまいます
子供の時に受けた心の傷が、
いまの生活や人生全般に後遺症として降りかかってくるため、
人生そのものが悪循環にはまり、多大なる影響を及ぼしてきます
まずは、アダルトチルドレンであると
気づくこと
そして気づいたら、アダルトチルドレンだと
素直に認めることが鍵になってきます
そして認めたら癒すこと
【アダルトチルドレンを気づかないままでいるとどうなるのか?】
気づかないままでいると、大人になったいまでも
人間関係の障害や生きづらさを感じてしまうようになります
自分が、子供の頃に親や親類などの大人から
傷を受けたなど認めたくないのもあると思いますが、
素直に認めるところから始めないといつまで経っても、
人間関係の障害や生きづらさから解放されないままになってしまいます
【自分だけの問題では済まされない】
アダルト・チルドレンの最大の問題は、
自分の子供にも同じ悪影響を伝えてしまうということがあります
自分だけの問題なら被害者は自分だけですが
アダルトチルドレンには、実は連鎖するという特徴があります
良い連鎖ならそのまま後世に伝えていけばいいのですが
悪い連鎖はそのままにしていたら取り返しのつかないことになりかねません
【連鎖とはどのようなものなのか】
それは自分自身が幼少期に体験した虐待を
同じように子供にも虐待的な言動を
無意識にしてしまうという連鎖です
例えば、子供がちょっとしたことで
失敗したり泣いたりと、ちょっとしたキッカケで
意図せず無意識に虐待的な言動が
出てしまうということが起こってきます
人によっては親みたいにはならないぞと思われている方もいると思いますが、
無意識に反射的・反応的に行動してしまうときがあるのではないでしょうか。
自分の問題に気づいていないと、自分だけでなく
周りの人や次の世代の人生にも悪影響を及ぼしてしまいます
【アダルト・チルドレンは自分をいたわり、自分を癒すことでしか救われない】
自分の人生や家族、周りの人や次の世代の人に
悪影響を及ぼさないためには、、
自分の傷を癒すしかありません
自分の人生です
親の人生を生きる必要はないのです
人生は選ぶことができるのです
その勇気が自分の人生や家族の人生を変えることができる
そして、どんな人生を選ぶかは、あなた次第です
自分自身の生きづらさの経験から
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